平成27年4月7日(火) 【散歩の会】渋谷のいまとむかし探訪& 山種美術館 
 
 

●《渋谷ヒカリエ》11F「スカイロビー」
   〜西方面の眺望と2028年の渋谷のジオラマ

雨天のため遠くまでの眺望は利きませんが、ヒカリエから
西方向(JR渋谷駅、セルリアンタワーなど)のランドマーク
をチェック。外気温は11度と掲示されていました。
北側に回り、眼下に代々木公園〜新宿の街を見ながら、都
市計画に基づいた渋谷駅周辺のジオラマを見学。※「ハチ
公像」は2028年時点での配置が未だ決まっていないそう
です。

 
 

●《宮益御嶽神社(みやますみたけじんじゃ)》
ヒカリエを出て宮益坂を少し登り、左手にある宮益御嶽神
社で参拝。緩い石段を登って、ビルに囲まれている御嶽
神社に来ました。
宮益町の氏神で、起源が元亀年間(1570年代)と伝えられ
ており、珍しい日本狼の“狛犬”が鎮座しています。
本殿の背中合わせになっている高層ビルは、数年前に建
られたUR賃貸マンションだそうです。

 
 

●《渋谷金王八幡宮(しぶやこんのうはちまんぐう)》
来た道を引き返し、渋谷駅北口から回って(エレベーター
を使い)東口の大歩道橋へ。15名の参加者は、ガイド役の
高田和典さん(前・渋谷区立図書館長)が持つ赤い「旗」に
続きました。「渋谷金王八幡宮」は渋谷姓を名乗った恒武
天皇の後裔の城跡に建てられた八幡宮で、源義朝・頼朝・
義経に所縁が深い「渋谷金王丸」(出家後は土佐坊昌俊)
の名を取って《渋谷金王八幡宮》とされました。
ここでの案内は宮司の田所克敏さん、前回シリーズの「ブ
ラタモリ2」でも登場されたことのある方です。
田所さんからは様々な八幡宮ゆかりのお話を伺いました。
「渋谷区師弟天然記念物の“金王桜”は長州緋桜という種
類で、源頼朝が手ずから鶴岡八幡宮の親木の苗を植えた
と伝承されており、現在の古木は十数代目かに当たる。
歴代宮司は言い伝えに習い、実生から桜の苗木を育てて
受け継いできました」
「一時注目が下がったが、徳川三代目将軍家光の時代、
春日局の信仰を厚く受けて再興しました」
「春日局らによって造営された拝殿の正面左右にある狭間
の左には“獏”右には“虎”がおり、特に獏は意匠として大
変にめずらしい。世の安寧への祈りがこめられています」
「宝物殿の神輿は、鶴岡八幡宮が所有していた7基の神
輿の一つで、都内最古のもの。昔鎌倉の祭りに借り出され
た渋谷の若者が、担いだまま暗闇坂を駆け抜けて八幡宮
まで持ってきてしまったと伝えられています」
「算額(和算の問題が解けた喜びを奉納した絵馬)は、映
画(小説)天地明察に登場したものです」
等など。金王桜は花期が早目ということで、この日には葉
桜になっていました。

 
 

●《白根記念渋谷区郷土博物館》
住宅街の裏通りを抜けて、白根記念渋谷区郷土博物館に
着きました。区議会議員を務めた故・白根氏の邸宅が寄
付され渋谷の歴史が解る資料館として公開されています。
2階は郷土資料、地下2階は国木田独歩ほか渋谷区所縁
の文化人を紹介していました。
(渋谷区郷土資料館の向かいは、常磐宮邸でした)

 
 

●《山種美術館》“花と鳥の万華鏡〜
     春草・御舟の花、栖鳳・松篁の鳥〜”企画展

住宅街を10分ほど歩いて、駒沢通りに面した山種美術館
へ。創始者:山ア種二の「美術を通じて社会貢献したい」
という理念のもと、昭和41年に開館。近現代の日本画を中
心に1,600点以上を所蔵しています。今回は花鳥画の名人
による企画展を鑑賞しました。 ※30分間の自由鑑賞中、
1階の併設カフェでお茶を楽しむメンバーもいらっしゃい
ました。
美術館を出て15分ほど駒沢通りを下り、JR恵比寿駅で解
散となりました。13時スタート17時解散(1時間オーバー)
という行程でした。小雨の止まない中、申込者15名で予定
通り、無事にイベントを終える事ができました。